当院からのお願い
- 外来診療の際の受付は、受付時間内にお願い致します。
- 犬は首輪が抜けないようにし、リードなどをつけてご来院下さい。
- 猫は首輪をつけ、リードをつけるか運搬用のゲージあるいはバッグ・洗濯用のネットなどに入れてお連れ下さい。
- 入院や預りの場合、いつも食べている食事や好きな食べ物があればご持参下さい。特別の指示がなければ、病院ではドッグフード(キャットフード)、また病気の場合は処方食などを与えることになります。
- かむ癖のある犬や猫は前もってお知らせ下さい。
- 待合室では他の犬や猫などに触れないで下さい。
- トイレはなるべく来院前にすませておいて下さい。もし、病院内でそそうをした場合はすぐ受付にお知らせ下さい。
- 疑問な点はお気軽にご相談下さい。
手術時のお願い
手術前の準備
- タクシーを利用される場合は、運搬用のゲージ・バッグなどをご利用下さい。
- 手術をされる場合、一定時間の絶食や絶水が必要となりますので、予約時にご確認下さい。
- 手術・検査などで時間を予約された場合は、その時間に遅れないようにして下さい。
- 全身麻酔をかけると一時的に免疫力が低下します。混合ワクチンの接種を受けていない場合には、手術に先立ち、早めにワクチン接種を受けて下さい。ワクチン接種を受ける十分な時間的余裕のない場合や、健康状態がすぐれずワクチン接種が困難な場合には、手術当日に一時的に免疫力を上げる注射を行うことがありますが、別途料金が必要となりますのでご了承ください。
- ノミやダニなどの寄生があるものは手術前に駆除をすませておいて下さい。 入院・預りに際し、寄生の認められるものは当院にて駆除薬を使用させていただきますが、この処置も別途料金が必要となりますのでご了承ください。
手術前の準備
- 手術前日は18時までに夕食を軽くすませ、22時以降は何も与えないで下さい。
- 手術当日の朝は食事と水を抜いたまま、午前9時から10時までに来院して下さい。
- 当日は担当の先生が診察してからお預かりしますので、来られた順番になります。
- 混雑時にはお待ちいただくことがありますのでご了承下さい。
- 手術日まで体調の変化があったり予定日時に変更が生じた場合にはご連絡下さい。
- 緊急手術以外は全て予約となります。
入院時のお願い
- 入院(預り)動物は、すべて 12 カ月以内にワクチンを接種しているか、または入院時に接種を終えたものでなければなりません。
- 入院(預り)時、ノミ・ダニ・腸内寄生虫がいるものは、その処置をして、処置料をいただきます。
- 入院している動物の様子を見に来られる時は、担当医に連絡して、診察時間内にお願いします。
- 入院(預り)動物の様子を聞かれる場合は、決められた時間にお願いします。必要な時は、病院から電話いたします。
- 診療時間内以外、および無断の退院はできません。今までの治療の内容を説明したり、必要な薬を持ち帰っていただく用意があります。
- 入院料金は来院した日も退院の日も含まれます。
- 入院が長引く場合は1週間毎に精算をお願い致します。
面会時のお願い
- 決められた時間以外の面会はできませんので、ご協力をお願い致します。
- 休日・祭日の当番獣医師は、必ずしも担当の獣医師ではありません。病状や治療に関する詳しい説明はできないことがありますので、詳しくは診療時間内に担当の獣医師にご確認をお願い致します。
- 時間外の面会(予約された場合のみで、基本的にはできません)は時間外料金が加算されますのでご了承下さい。
ワクチン接種時のお願い
接種前・接種時の注意事項
- ワクチン接種は動物の体調のよいときに受けるようにして下さい。
- 継続的な治療としてステロイド療法や免疫抑制(調整)療法を受けている場合は、 ワクチン接種前に休薬を必要とする場合がありますので担当の先生にあらかじめご相談下さい。
- ワクチン接種後に様々な反応を起こす場合がありますので(後述の「接種後の注意事項」を参照)、何かあったときに午後の診察時間内に対応できるよう、可能な限り午前中の接種をお勧めします。
- ワクチンの接種の方法については動物種、月齢、飼育法により様々なものがあります。犬では生後2カ月過ぎと3カ月半過ぎでの2回接種(成犬は年1回の追加接種)、猫では生後2カ月以降での2回接種(成猫も初年度は2回接種・2年目から1年毎の追加接種)がベースになりますが、接種可否や時期、回数については状況により異なる場合があります。詳しくは担当の先生にお尋ね下さい。
ワクチン接種後の注意事項
ワクチン接種後の副反応などについて
ワクチンの中の成分に対してアレルギー反応による副反応を起こす場合があります。体質的なものなので事前に予測することができません。そのため接種後はよく様子を観察して何か異常があれば早めにお知らせ下さい。
1. アナフィラキシーショック
注射後、短時間(ワクチン接種直後~30分)で急性の重度のアレルギー反応(アナフィラキシーショック)が生じた場合、ショック状態になって倒れたり、血圧低下・呼吸困難・粘膜蒼白・ふるえ・よだれなどの症状がみられることがあります。発生頻度はごくまれですが起これば生命を脅かすことがあるので直ちに治療が必要です。この反応の大半が接種直後に起こるため、ワクチン接種後15-30分程度お待ち頂き反応の有無を確認してから帰宅していただくことをお勧めします。
2. ワクチン接種後のアレルギー反応
じんましん・顔や体に痒み・顔面腫脹などの症状が注射数時間後(2~6時間)に出ることがあります。症状が見られた場合には診療時間内に御連絡下さい。そのため当院でのワクチン接種は原則午前中のみとなっております。
3. 接種後の疼痛反応・発熱反応
ワクチン接種後、一過性に熱が出ておとなしくなったり、注射部位に痛みが出たりすることがあります(特に小型犬)。通常は一過性のものなのですが、程度がひどい場合は診療時間内にお知らせ下さい。また、注射部位にしこり状のものができた場合もお知らせ下さい。
4. シャンプー
ワクチン後4~5日は、激しい運動およびシャンプーは避けて下さい。
5. 接種後の散歩
初回のワクチン接種後、すぐに免疫ができるものではなく免疫反応が十分にすすむには約2週間かかりますので、この間は他の動物との接触はなるべく避けて下さい。